こんにちは、すがらです!
この2023年の秋シーズン、サッカーやラグビーなど、様々な試合で盛り上がっていますね!
そして選手に関してよく耳にするようになったのがパリ五輪での日本代表というワードですよね。
パリ五輪の開催年は2024年なので、徐々にその時期が近づいてきています。
五輪のロゴマークは2022年にすでに公開されていますが、皆様ご存知でしょうか?
その形というのも、丸の中に五輪の聖火をイメージしたものなんですが、離れて見ると女性の形をしているんです!
なぜこのロゴマークにしたのでしょうか?
この女性のマークは「マリアンヌ」という方をモデルにしたそうなんですが、一体誰なんでしょうか?調べてみました。
パリ五輪のロゴマークが公開!意味は3つ
2024年の五輪がフランス・パリで開催されると決まったのは2017年。
32競技329種目もの大会が競われます。
2020年東京五輪の閉会式を行った際にパリ現地で引き継ぎ式が行われましたが、盛大な花火がとても素敵で、センスが良いと評判になりましたね。
そして冬季・北京五輪のタイミングで公開されていたのが今回のパリ五輪のエンブレムです。
このマークには3つのシンボルが隠されているんですが、すでにお気づきでしょうか?
パッと見ると女性の形に、顔の部分に注目すると、オリンピックには欠かせない聖火が見えます。この形がメダルにもなっているだなんて、まるでトリックアートのようでパリのオシャレさが感じられますね!
SNSでの評判も見てみると、
パリ五輪ロゴもフォントもかわいい
パリ五輪のロゴいいな。
フォントもかわいいし聖火が反転して女性のシルエットなのもいい。
おしゃれだ。
パリ五輪のマークかっこよすぎるので、皆さんみて…!
一方で、「他のマークに似ている」という意見や「化粧品の宣伝みたい」と揶揄する
ような声もあるとも報じられていました。SNSを覗いてみると、確かにそんな投稿も見つけました。
この投稿はロレアルパリをもじったコラ画像なのですが、ロレアルも人気の高いブランドの一つですよね。むしろロレアルがパリ五輪のスポンサーになったらカッコいいと思うんですが、どうでしょうか。
現在わかっているパリ五輪のスポンサーの中には、ルイ・ヴィトンやディオール、ベルルッティ、セフォラなど、衣類や化粧品を手掛ける有名ブランドが名を連ねています。
また、パリ五輪のロゴマークが特別賛否が分かれているというわけではなく、東京五輪のマークも同じように世界ではいろんな評判がありました。
このマークはとてもシンプルに見えて実は1年半もかけて作成されたということなので、デザイナーのこだわりが詰まったものなんですね。
ちなみにデザインしたのは”Ecobranding”と”Royalties”いう環境に配慮したデザインを手掛けるエージェントが担当しています。
パリ五輪のロゴはなぜ女性のマーク?
パリ五輪のロゴマークは金メダルと聖火、女性のマークに見えるとご紹介しましたが、なぜこの形にしたのでしょうか?
調べてみると、1900年に行われたパリ五輪は、初めて女性の競技参加が認められたという歴史的開催回だったのです!
オリンピックはそれまで男性アスリートしか参加できなかったそうですが、1900年のパリ五輪からは流れを大きく変え、女性進出にも貢献した一大イベントだったのですね。
現代もSNSなどによって把握しきれないほどの多様な生き方や考え方が認知されるようになり、また認められるようになってきました。
2013年にはドイツの月経管理アプリ『Clue』が女性とテクノロジーを掛け合わせた”フェムテック”という言葉を生み出しましたが、この単語を聞いたことがある方もずいぶん多くなってきたのではないでしょうか。
現在は世界的に知られた言葉・考え方に発展し、女性の健康課題に注目した商品も開発されるなど、さらに進歩した時代になりました。
124年の時を経て再びパリ五輪が開催されるからには、”女性の活躍”を当たり前にした歴史を強調したい気持ちもよく分かります。
その象徴として、このロゴマークの3つ目の意味に「マリアンヌ」という方を挙げていますが、一体誰なんでしょうか?
ロゴマークのモデル「マリアンヌ」って誰?
パリ五輪のロゴマークの象徴にも使われた「マリアンヌ」、いったい誰なのかを調べてみると、歴史上実在する人物ではありませんでした。
「マリアンヌ」とはフランス共和国を象徴するイメージなんだそうで、現地では自由の女神として知られています。
絵画などで描かれる場合には、1789年に起きたフランス革命を推進した人々を象徴する「フリジア帽」と呼ばれる帽子を被っていることが多いそう。
フランスではその時代の「顔」とも言える美しい著名人が「マリアンヌ」のモデルとして選ばれ、胸像が各地に設置されています。と言っても、選出期間が決まっているわけ
でも、毎年誰かが選ばれているというわけでもないよう。
現在の「マリアンヌ」のモデルは2012年に選ばれたソフィー・マルソーさんという女優の方です。
こちらはソフィー・マルソーさんの出演映画『すべてうまくいきますように』の一部です。
画面左側の女性がソフィー・マルソーさんですが、この短い映像の中でも芯の強そうな瞳が強く印象に残ります。フランスでも国民的女優と謳われており、確かに存在感がありますね。
「マリアンヌ」はフランスとは非常に深い関係があると分かれば、パリ五輪でもロゴになるのは納得ですね。
まとめ
ここまでお読みいただきありがとうございました。今回はパリ五輪2024のロゴマークについて調べてみました。
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